2008/1/12 土曜日

苦しいなあ・・・幹事長

Filed under: 政治 — clash @ 22:31:17

「解散があるから衆議院の議決優先権がある。」というのはある意味正しいのだけれども、「任期4年」というのも衆議院の特徴だったりするんだよね。
「直近の議院の選挙結果が優先する」というのは、政治的にはありえる解釈としても、憲法上の保障の限りじゃないし。
何のために日本国憲法が「衆議院の優越」を規定しているかを今一度考えた上で発言して欲しいな(絶対無理だけど)

『ちょっと待てよ』鳩山幹事長、新テロ法案再議決を批判 

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は11日午前、党本部で記者団に対し、新テロ対策特別措置法案の参院否決後、与党が同日午後に衆院で同法案を再議決する方針であることについて「法的に許されるから何でもやっていいという勝手な解釈には『ちょっと待てよ』と言いたい」と批判した。
 鳩山氏は再議決に反対の理由として「衆院は解散総選挙が多く、(参院より)民意を反映しているということで優位を許されているが、今回はそれが逆だ。参院選の方が直近にあった。本来は(参院の否決を尊重して)廃案にすべき法案だ」と指摘した。
 同法案成立に伴い、海上自衛隊のインド洋での補給活動が近く再開されることについては「党として認められない。どんな形であれ、戦争に参加するのは許されない」と述べた

「皆さんに訴える」のは国会議員としてまともに仕事した上での話だと思うのですが。以前も書きましたがそんなに選挙だけが大事なら、政治家じゃなくて選挙コンサルタントにでも転職した方がよろしいかと・・・・
「小沢代表がいないぞ!」衆院議場に響くだみ声 呆然、民主議員 新テロ法採決

11日午後1時40分。社民党の阿部知子政審会長が新テロ対策特別措置法案の反対演説を終えた直後、衆院本会議場に自民党の大島理森国対委員長のだみ声が響いた。
 「民主党の小沢(一郎)代表がいないぞ!」
 与野党議員が一斉に野党席最後列を振り返ると、小沢氏の姿はなく、両隣の菅直人代表代行と羽田孜最高顧問が困惑の表情を浮かべていた。
 「無責任だ!」「小沢氏の本心は法案に賛成じゃないのか!」−。与党から激しいヤジが飛ぶ中、河野洋平衆院議長が議場封鎖を宣言したが、小沢氏が戻ってくることはなかった。
 実は小沢氏は、大阪府知事選応援のため、午後4時半から新党日本の田中康夫代表とともに大阪・ミナミの心斎橋筋商店街の「練り歩き」を予定しており、午後2時半羽田発のJAL121便を予約していたのだ。このまま採決に付き合っていたら乗り遅れると判断したらしい。
   × × ×
 唐突なトップの“失踪”に民主党議員は呆然(ぼうぜん)とした。鳩山由紀夫幹事長は「小沢氏は『再議決をやるべきでない』ことを多くの国民のみなさんに聞いていただくために大阪に向かったのだ」と強弁したが、ある民主党幹部は本会議場を出るなり「今まで積み上げたことが全部ぶちこわしだ」と地団駄(じだんだ)を踏んだ。
 他の野党も怒り心頭だ。共産党の志位和夫委員長は「野党第一党の党首が国民に説明つかないことをした」と批判、社民党の重野安正幹事長も「現場に最高指揮官がいないとは…」と嘆いた。
 一方、再議決への批判を覚悟の上で本会議に臨んだ政府・与党は思わぬ“朗報”に笑顔が弾けた。町村信孝官房長官は「ポカッと大きな穴が開いたような民主党の席をみて大変寂しく情けない思いをした」とニンマリ。この法案に職を賭した安倍晋三前首相は「野党は法案阻止を掲げて論戦してきたのに、なぜ一番大事な日に意思表示を放棄したのか」と首をひねってみせた。
   × × ×
 「(法案成立は)良かったと思います。約3カ月間、ずいぶん長い時間がかかりましたね。本当に丁寧に説明してきましたから…」
 午後6時50分、福田康夫首相は首相官邸で記者団の取材に応じたが、表情は終始固かった。
 臨時国会は2度の延長により通常国会並みの128日間のロングラン国会となった。新テロ法案の審議時間は衆院40時間55分、参院45時間40分。膨大な労力が注がれた割に得られた成果は乏しく、衆参ねじれ国会の厳しい現実だけが浮き彫りになった。
 大連立構想は頓挫し、ねじれ解消への処方箋が見えぬまま18日には通常国会が召集される。景気減速や原油高に加え、揮発油税の暫定税率などを担保する歳入関連法案(日切れ法案)は3月末に期限切れを迎え、与野党攻防の火種は尽きない。首相の視線はすでに「第2ステージ」に移っているようだ。
 小沢氏の途中退席についても首相の言葉はそっけなかった。
 「小沢氏にご都合があったわけでしょう。私からとやかく言えません」
 同じ頃、小沢氏は浪速のギャルの握手攻めにあい、笑顔を振りまいていた。
 「私は本当に感激している。みなさんの大阪を何とかしなきゃいけない。どうもありがとう」
 約1キロの行脚を終え、地元記者に囲まれた小沢氏は上機嫌でこう語ったが、突然、厳しい表情に変わった。東京から追いかけてきた各社の政治部記者たちが目に入ったのだ。クルリと背を向け、無言で車に乗り込むと、追いかける記者たちに一瞥もせず猛スピードでその場を立ち去った。同日夜、民主党役員室は報道各社に「(取材の)ご期待には応えることはできない」と回答した。

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