域内統合と主権国家
欧州憲法 フランスは否決
欧州連合(EU)の基本法となる欧州憲法批准の是非を問うフランスの国民投票が29日行われ、即日開票の結果、批准は大差で否決された。欧州統合を主導してきたフランスの批准失敗は、憲法発効への打撃となり、オランダ、英国など国民投票を予定している国への影響も必至と見られる。
お花畑系の言う「主権を超えた統一欧州」が域内大国に拒否された。基本的に「キリスト教」「民主主義」という共通理念を持った(事になっている)地域ですら、経済格差や(言語等を含めた)異文化の流入に対する恐れが存在していることが明確になった。「EUを参考にした東アジア共同体を!」等と言っている勢力は、現実として宗教も言語も政治体制も異なり、共通理念の存在しない東アジアでの共同体のあり方を提示できていない。彼らが提示しているのは、聖徳太子の時代に日本が拒否した「中華秩序」の復活にすぎないように見える。
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