2005/4/3 日曜日

小泉外交の中間評価

Filed under: 政治 — clash @ 23:01:07

任期切れまで後一年強となった小泉総理。レイムダック現象を前倒ししようというのだろうか。なかなか厳しい意見が目立ってきている。
最近の対中・韓との領土問題の表面化、進展しない対北朝鮮がいけないのだそうな。前者については「いたずらに周辺諸国を挑発するもの」であり後者については「弱腰すぎる」だそうな。
しかし外交というものを、今までの政権(というか政治家)が「とにかく外国を怒らすな」と誤解していただけのことではないだろうか?
日本という国は、別に昨日今日突然に「尖閣諸島の領有権」や「竹島の領有権」を主張しだしたわけではないのだ。何を遠慮してなのか、「近隣とは問題が無いですよ、あるとすれば日本が過去に侵略したこと」的な態度に終始していたメディア・政治家たちが多すぎただけである。その意味で言えば、中国・韓国という国の無茶苦茶加減を知らしめただけでも、成果であろう。第一日本が「政治問題とそれ以外の問題を一緒にしないで是々非々で」といっているにも関わらず、サッカー大会における暴徒を「我が国民の怒りの表れ」と正当化したり、領土問題に絡めて小学生のスポーツ交流を「安全が保証できない」などと真顔でいう連中であることを知らしめただけでもかなりの成果であろう。
対北朝鮮について書けば少なくとも「北朝鮮公権力による犯罪」を一部とは言え、認めさせたのだ。これまでの政治家によってこれが可能であったのだろうか。
問題視すべきことは、これらの対外的問題が「小泉内閣時に表面化した」ことでは無く「小泉政権前まで表面化しなかったこと」なのではないだろうか?

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