2006/7/4 火曜日

死刑と無期の間

Filed under: 時事 — clash @ 21:13:36

事件そのものについては論評する気はありませんが、終身刑の準備が無いままの「死刑廃止論」というのは、無意味でしかなく、人間の世界には「絶対に社会にだしてはいけない種類の犯罪者」というのがあって、そういう犯罪者を「期間がたったから仮釈放」というのは、もう「間違った人権論」でしかない。
巷で出される「死刑廃止論」の柱には
・死刑に犯罪抑止効果は無い。
・誤審の危険性がある(誤審の結果、死刑が執行された場合取り返しがつかない)
というものがあるのですが、個人的には
強姦罪の刑罰として、禁固刑なり懲役刑が存在するが、それによって強姦罪が無くなったという話は聞かないので、強姦犯に対して刑を執行することを辞めるという話にはなりませんが、なにか?
(犯罪抑止効果がないから、刑罰を選択しないというのなら、禁固刑を含めたすべての刑罰は取りやめるべきとなる)
・誤審によって「取り返しのつかない状況」と言うのなら「刑事裁判で有罪、刑罰を受けた」段階で、ほとんどの場合、まともな社会復帰は無理でしょう。そもそも「誤審の危険性」というのもは、裁判技術上の話であって、その危険性はどんな裁判でも避けるべきのことであって、ことさら「死刑」という刑罰だけで協調されても、おかしな話。
正直な話「死刑の適否」というのは
・死刑に相当する犯罪を犯したか。
・被害者遺族の応報感情が、社会的に受け入れられるか。
で十分なような気がする。

あの広島地裁がまたも死刑回避

 広島市で昨年11月、下校途中の小学1年、木下あいりちゃん=当時(7つ)=が殺害された事件のペルー人、ホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告(34)に4日、無期懲役を言い渡した広島地裁判決は「死刑をもって臨むには疑念が残る」とした上で「一生かけて償うべきで、仮釈放には慎重な運用を希望する」と異例の言及をした。
 死刑廃止の代替措置として、仮釈放を認めない「終身刑」創設を探る動きなど量刑をめぐる議論にも影響を与えそうだ。

6 Comments/Trackback »

  1. [あいりちゃん事件]トレス・ヤギ被告に無期懲役…

    やはり、事前に想定していた判決になったようです。

    広島女児殺害・ヤギ被告に無期懲役…地裁判決(Yomiuri Online)

    (元ニュースはこちら)

    (more…)

    トラックバック by BBRの雑記帳 — 2006/7/4 火曜日 @ 22:58:49

  2. ヤギ被告、一審で無期懲役〜広島小1女児殺害事件で〜…

    下校途中の幼い少女が犠牲となった凶悪な殺人事件・・・判決は無期懲役でした。
    昨年11月に広島市の小学1年の木下あいりちゃんが殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死罪 (more…)

    トラックバック by Y's WebSite : Blog 〜日々是好日〜 — 2006/7/5 水曜日 @ 0:24:38

  3. 広島女児殺害 無期判決…

    被告弁護団「厳粛に受け止める」 広島女児殺害 (朝日新聞) - goo ニュース

    4日午後広島女児殺人事件の犯人に無期懲役の判決が出た
    想像されていたが広島地裁は「一 (more…)

    トラックバック by 王様の耳はロバの耳 — 2006/7/5 水曜日 @ 13:30:27

  4. 司法の事はわかりませんが、最近の酷い事件の判決が軽いように私には感じます。そこで裁判官と裁判長の名前を出さないようにすればどうでしょうか?もし私が苦労「多分司法試験とかとても難しい門ではないかと、、」して裁判官になれば対立派閥の同僚上司や一部の世間、人権屋弁護士から批判を受ける可能性がある「死刑判決」は出したく無いと考えるのがその職業を長く続たい人情ではないでしょうか?無難なところで「無期」にし、理由は「残忍な犯行であるが更正の見込みが無いわけではない、、、」といつもどのような犯罪のケースにも利用可能な定例文にして、退官まで事なかれで勤めあげる事、つまり保身を考えるのが人情ではないだろうか?どうも、「死刑判決」を避けているように思えてなりません。

    コメント by 中年男性 — 2006/7/20 木曜日 @ 0:15:51

  5. TBありがとうございます。
    これからもいろいろなご意見よろしくお願いします。

    コメント by 今枝仁 — 2007/10/8 月曜日 @ 7:31:05

  6. 今まで今枝プログと橋下プログを読んできて一つだけはっきり思った事は
    自分が被害者になっても加害者になっても絶対に今枝弁護士には依頼しない。

    知られなくてもいい事を全国ネットでペラペラしゃべられたら被害者でも被疑者でもたまらん。と感じました。

    橋下氏は2/3はタレントだけど今枝弁護士はシャベリスギ。
    どこのプログにも顔を出しすぎと思う。

    毎日、今日で家族を見納めか・・など考えなくてもいいと思う。大体、脅迫
    してくる輩は愉快犯で本気では無い者だし。本気の者は黙っていてヤルと思う。今枝弁護士は心配しすぎだしツワモノの仲間もいて可哀想なのは橋下氏の方だと思う。

    コメント by ななし — 2007/10/9 火曜日 @ 16:47:40

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