伊勢と靖國と憲法と
「ここがよくて、あそこはだめ」ってのは論理が一貫していないんですけど、騒いでいる人はそういうことはスルーですか?
首相と民主代表が相次ぎ伊勢神宮参拝(日経)
小泉純一郎首相は4日、三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝した。新年の恒例行事で首相就任後、5回目。杉浦正健法相、川崎二郎厚生労働相ら5閣僚が同行した。モーニング姿の首相は例年通り外宮、内宮の順でお参りした後、記者団に「今年も皆さんにとって穏やかで実り多い年であるようにという気持ちで参拝した」と感想を述べた。
これに先立ち、民主党の前原誠司代表も同日、岡田克也前代表らとともに参拝。前原氏は記者会見で「この1年間、国会、党のマネジメントをしっかり頑張っていこうという思いを新たにした」と抱負を語った。首相とあえて同じ日に参拝することで、2大政党としての存在感を印象づける狙いも込めたようだ。
所謂靖國反対派の人の意見(訴訟要件)の中には必ず「政教分離の規定違反」というのがあるのですが、「伊勢神宮参拝」が訴訟対象になったというのは聞いたことが無い。
しかし「5閣僚が同行した上に外宮、内宮の順でお参り」とくれば、よっぽどこちらのほうが「公式参拝」に見えるわけで、それを訴訟対象にしないというのはかなり不可解。
「奉っているものが問題」という人間も出てくるだろうけど、「靖國神社の祭神」を問題にした上での訴訟ということになると、それは「首相の行為の不法性」というより「靖國神社の不法性」を問うた裁判とすべき。
それが出来ない時点であの手の訴因の不当性がわかるというものです。
おまけ
「首相とあえて同じ日に参拝することで、2大政党としての存在感を印象づける狙いも込めたようだ。」
どちらといえば、取材されたいが為にこの混雑時期にハワイに行ったり、話題の人のついでに取材されるB級タレントの作戦でしょう。
別の日にいってもメディアが来てくれるとは限らないから。
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TITLE: TBありがとうございました
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従来の判例をひもとくと、実は信教の自由に関する違憲訴訟の結論からみると、『靖国』と『非靖国』で分類してみると面白い結果があったりします。
やはり靖国について「だけ」、原告も裁判所も日本国内の一部の論客も一定の国々も、アレルギーを起こしている節があります。
したがって、仰るとおり、今まさに民主党党首に違憲訴訟(住民訴訟もしくは国賠)を提起するくらいのプログラムを左派法曹実務家が根性持ってやれるかだと思います。
国家百年の大計を思うとき、国が変わるとは「そういうこと」だと思います。
なお、エントリー中にある「訴因」とは主に刑事訴訟に使用される単語だと思います。
コメント by 相対的価値ブログ(日本人的視点) — 2006/1/5 木曜日 @ 1:56:20