2005/11/7 月曜日

もう少しわかり易く書いてよ

Filed under: 業界 — clash @ 23:38:11

「読売だけがわかりにくい」と言うわけでもないのですが、一番長い文章だったので。
東証システム障害、原因は富士通の作業指示書記載漏れ(読売)

東京証券取引所は7日、11月1日に全銘柄の株式売買が一時停止した大規模なシステム障害の原因について、システムを開発した富士通が作った作業指示書の記載漏れで、プログラム修正の入力ミスが発生したためと発表した。
 入力ミスで、売買成立に必要な証券会社の情報を読み込むプログラムが不具合を起こし、全システムが停止したという。東証はこうした原因に関する調査結果を金融庁に報告した。
 これに対し富士通は「東証の発表内容は基本的に受け入れるが、賠償など具体的な責任については、東証が最終的な対応を決めた時点で判断したい」としている。
 東証は10日に臨時取締役会を開き、詳細な調査結果や再発防止策のほか、鶴島琢夫社長ら役員への処分を決定し、15日までに金融庁に報告する。
 東証によると、10月13日に、記載漏れのある作業指示書に沿って、証券会社の情報を読み込むためのプログラムを更新したため、誤った情報が入力されたという。
 これがもとで、プログラムが、本来収まっている場所から想定外の場所に移動して証券会社の情報を読み込めなくなり、異常を感知したシステムが、自動的に停止したという。

実際どこの報道も似たような表現で東証のプレスリリースをそのまま載せただけなことは明白。
東証システム障害:プログラム修正の作業指示書に誤り(毎日)
東証のシステム障害、「富士通の作業指示書に誤り」(朝日)
富士通の指示ミスが主因 東証も欠陥を事前把握 (産経=共同電)
朝日は全然説明の足しにもならない三社間契約の図を載せているし、産経=共同電の見出しじゃミスリードにもなりかねない「東証も欠陥を事前把握 」なんて書いてあるし・・・
東証が把握していた欠陥というのは「取引が一定以上になると証券会社の注文が受けられなくなる」という部分であって、今回のトラブルではありません。今回のトラブルは「11/1に注文が受けれなくなる」というものだし、その直接的原因は「モジュール(プログラム)の入れ替えミス」(昔の業界的には「反映漏れ」と表現していた記憶が・・・)でもってその「入れ替えミス」がなんで起きたかというと「指示書の記載漏れ」となるわけで、「入力ミス」なんて表現を使うと状況がうまく伝わらないでは無いか。まあ記事を書くことが仕事なんだから業務知識に欠ける面があるのは仕方ないとは言え、わからないならわからないなりにに、質問続けるとか、社内のシステム部門に聞いてみるとかして、理解してから記事を書いてほしいものだ。多分読売の記事書いた記者、結局の所、理解できないまま書いている感じがビンビンですもの。まるで私が書いた障害報告書みたいで(笑)←いや笑うなって>俺

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